スマホで操作できて簡単にラベルが作れるラベルライター「P-TOUCH CUBE」をご存知ですか。
小さな液晶画面にたくさんのボタン、機械音痴には扱いづらいというのが従来のラベルライターのイメージですよね。
でもそれは過去の話。ラベルライターの老舗ブラザーからスマホで簡単にデザインができて、プリントができるラベルライターが登場しました。それが、「P-TOUCH CUBE」です。
今回は、そのP-TOCUH CUBEの最新版「PT-P710BT」を購入したので、実際に使ってみた感想、PT-P300BTとの違い、できることや問題点について紹介します。
P-TOUCH CUBE PT-P710BTレビュー。実際に使ってみた感想
え、これラベルライターなの?っていぐらいシンプルなデザインです。僕はそこが気に入りました。
PT-P710BTの便利なところ
スマホで簡単に操作できる
PT-P710BTは、Bluetoothでスマホと接続することができ、全ての操作をスマホで行います。
製造元のbrotherが提供している公式スマホ用アプリ「Design&Print」で、デザインテンプレートを選択し、テープの種類や幅を選択することで簡単にオリジナルのラベルが作成できます。
普段使い慣れているスマホで簡単に操作できる。これがPT-P710BTの最大の魅了だと僕は思います。これなら、従来のラベルライターのように、ボタンが多すぎてどこに何があるかわからない。というような混乱をしないで済むわけです。
デザインテンプレートが120種類とめちゃめちゃ豊富
「Desgin&Print」では、5つのカテゴリに分けられた様々なデザインテンプレートが用意されています。数えたところ、その数なんと120種類!(2018年12月23日現在)これだけあれば、好みのデザインが見つけら得る気がしませんか?
では、デザインテンプレートの一部を紹介しますね。
ポイント
ショップ&オフィスラベル
シェアラベル
整理収納
書類整理
ギフトラッピング
これらはあくまで、テンプレートの一部です。これだけでも十分過ぎる気が過ぎますが。実際にはもっとたくさんあるんですよ。すごくないですか?
「Design&Print」アプリ自体は、製品を購入していなくても無料でダウンロードできるので、ダウンロードして実際に確認してみてください。
自分が好きなデザインがあることと、アプリの使い勝手を確認してからPT-P710BTを購入すれば、後悔しなくてすみますね。
↓↓「Design&Print」アプリのダウンロードはこちら↓↓
QRコードもプリントできる
PT-P710BTでは、なんとQRコードのプリントも可能です。ラベル編集画面のQRコードを選択すると「画像」「動画」「URL」を任意で紐付けることができ、スマホスキャンすると、すぐにそのURLや動画へアクセスすることができます。
ポイント
この機能を利用すると、トナー交換の方法を毎回忘れてしまうような機械音痴の人でも、QRコードをスキャンして動画でその方法を確認することができます。
ブロガーであれば、スマホやパソコンにQRコードを張っておいて、初対面の人への自己紹介ついでに、自分のブログを紹介することだってできます。
充電池内蔵で繰り返し使える
従来のラベルライターといえば、単4電池6本が必要で、コストパフォーマンスがあまり良くありませんでした。ACアダプタ対応のものもありましたが、電源につながっていないと利用できないという難点がありました。
しかし、PT-P710BTにはUSBポートで順電可能な充電池が内蔵されているので、繰り返し利用でき、コストパフォーマンスも抜群。さらに充電さえしてしまえば、電源が供給できない場所でも利用できます。
フォントと内臓文字数が豊富!
「Design&Print」のフォントを確認してみたところ、日本語と英語のフォントを合わせてなんと100種類以上。しかも、内蔵文字数はスマホに帰属するので、従来のラベルライターとは比べものにならない数の文字が蓄えられています。
みたいな不満が減ること間違いなしですね。
PT-P710BTの残念なところ
プリントするたびに余分な部分が切り出される
試しにブログのURLを載せたラベルを印刷してみました。シンプルですが、これくらいものなら入力から印刷まで1分くらいでできます。
使いやすくてめちゃくちゃ便利!
ただね、プリントする度にシールを余分にカットしちゃうんですよ。それが、本体の前の落ちている正方形上のものです。結構大きいですよね。
あまり頻繁に使わないのであれば気にならないかもしれませんが、頻繁にラベルプリントする人にとっては死活問題。シールが無駄遣いされてしまうので、消耗品としての出費が多くなることが懸念されます…
P-TOUCH CUBE PT-P710BTの使い方
初期設定方法
初期設定といっても、特にやることはありません。PT-P710BTにラベルテープを入れて、Bluetoothでスマホと接続するだけです。
テープの排出口を掴んで本体を側面を開き、ラベルテープを設置し、もう一度締めてください。開閉用のボタンなどはないので、手でそのまま開け締めできます。
本体の後ろにある電源ボタンを押します。
これだけで初期設定は完了です。簡単でしょ?
ラベルのプリント方法
前述したようにデザインテンプレートが豊富に用意されているので、気に入ったデザインの文字を変えるだけで、いい感じのラベルが簡単にプリントできます。
P-TOUCH CUBE PT-P710BTとPT−P300BTの違い
P-TOUCH CUBEには2種類のラインナップがあります。ここでは両製品の違いについて簡単に紹介します。
PT-P300BT | PT-P710BT | |
---|---|---|
価格 (Amazon) |
5,300円 | 10,800円 |
対応端末 | スマホ | スマホ パソコン |
対応テープ幅 | 3.5-12mm | 3.5-24mm |
電源 | 単4電池×6 ACアダプタ |
充電式 |
テープカット | 手動 | 自動 |
サイズ | 115mm(W) ×61mm(D) ×115mm(H) |
128mm(W) ×67mm(D) ×128mm(H) |
質量 | 380g | 580g |
簡単に言うと、PT-P710BTがPT-P300BTの上位製品だと思ってください。
PT-P710BTは、スマホだけでなく、パソコンでもラベルの編集ができたり、対応シール幅が24mmと大きめのラベルの作成が可能になっています。
また、充電式のため、繰り返し電池を購入する必要もなく、Micro USB-Bケーブル(Androidの充電に使うやつと一緒)で充電できるので、別途ACアダプタを購入する必要もありません。
これらの点を考慮すると、Amazonでの価格差は倍近くありますが、PT-P710BTのほうが汎用性があって便利だと言えるでしょう。
PT-P710BTはこんな人におすすめ
- スマホでラベルを作成したい
- 24mm幅のラベルを作りたい
- パソコンに接続していろいろとラベルをデザインしたい
- 消耗品の電池がもったいないと感じる
PT-P300BTはこんな人におすすめ
- スマホでラベルを作成したい
- できるだけ安い商品が良い
まとめ
ポイント
- PT-P710BTは、スマホで簡単に操作できてデザインが作れるラベルライター
- 充電式で、デザインテンプレートとフォントが100種類以上、24mm幅のラベルが作成できる
書類が増るとともにファイルの数が増え、判別が難しくなって来ていた今日このごろ。少し高いな・・・と思いながらも、PT-P710BTを購入しました。
操作はスマホでできるし、充電して繰り返し使えるのでコスパもよく、結果的に大満足。QRコードの印刷もできるので、ブログの宣伝や何かしらのコンテンツの共有にうまく使えないか考え中です。
高機能ラベルライターは他にもたくさんありますが、同様の値段を支払うなら、使い慣れたスマホで操作できるP-TOUCH CUBEの方が良いと思いませんか?
流石にその値段は出せない・・・という人は、PT-P300BTを選んでみてはいかがでしょうか。
それでは\(^o^)/