YouTubeやTikTokで動画投稿を始めてみたい。
でも、動画編集なんてやったことないし、難しそうだから自分には無理…と思っている人は意外と多いのではないでしょうか。
そんなあなたにおすすめなのが、初心者向けの動画編集ソフト「Filmora11」です。
ボタンや機能の配置がわかりやすく、スマホでアプリを頻繁に使う世代なら直感的に操作できるユーザインタフェースと、効果音やBGMなどの素材がプリセットされているのが魅力の動画編集ソフト。
今回は、メーカーさんより有償版のライセンスを提供頂き実際に使わせてもらったので、Filmoraでできることやおすすめの機能。実際に使った感想を良い点と不満な点を含めて紹介していきます。
これから動画編集を始めようと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Filmora11とは

Filmora11はWindowsとMac向けに提供されている動画編集ソフトで、無料版と有料版があります。
Filmora11の無料版と有料版の違い
| 無料版 | 有料版 | |
|---|---|---|
| プラン | - | 買い切り/年間更新 |
| ウォーターマーク | あり | なし |
| 4K出力 | ✗ | ○ |
無料版は一部制限があるものの、基本的に有料版と全く同じ機能をほとんど使えるため、使い勝手を確認してから購入に踏み切れるのがナイスです。
Filmora11の料金プラン
| 1年間プラン | 永続ライセンス | |
|---|---|---|
| 価格 | 6,980円 | 9,980円 |
| 支払い | 自動更新/年 | 買い切り |
| アップデート | 新バージョンも無償 | Filmora11のみ無償 |
| Wondershareドライブ | 1GB | 1GB |
| 自動文字起こし | 30分間 | 30分間 |
| テキスト読み上げ | 5,000文字 | 5,000文字 |
Filmora11の料金プランは、1年間プランと永続ライセンスの二種類がありますが、頻繁に利用するなら1年間プランのほうが個人的にはおすすめです。
その理由は、常に最新の機能を使えること。そして、過去のFilmoraの更新履歴を確認すると、2年以内にメジャーアップデートされていること。
- 2018年12月:Filmora9
- 2020年11月:FilmoraX
- 2022年2月:Filmora11
ソフトが更新されるたびに便利な機能が追加されるため、動画編集作業がより楽になり、時短に繋がります。
趣味で年に2,3回しか使わないのであれば買い切りでもいいですが、年間プランでも一月あたり約582円しかかからないため、YouTube等で収益化を狙っている人ならコスパ抜群だと思います。
Filmora11でできること【機能】
| 機能 | |
|---|---|
| 動画編集 |
|
| エフェクト |
|
| オーディオ |
|
| カラー |
|
Filmora11には上記のように動画編集で必要な様々な機能が備わっています。
特に、インスタントモードやテンプレートプリセット、オートモンタージュ機能を使えば、動画編集初心者でも玄人っぽい動画が簡単に作れてしまうので便利。
すべての機能を細く紹介するとキリがないので、特に便利だと思った機能に絞っていくつか紹介していきます。
【テンプレートプリセット】でお洒落な動画が簡単に作れる

テンプレートプリセット機能を使えば、玄人が使ったようなお洒落な動画を誰でも簡単に作れます。

やり方は簡単で、テンプレートをタイムラインに取り込んで、あなたが撮影した動画と置き換えるだけ。
実際にやってみましょう。

メディアタブの「テンプレートプリセット」から任意のテンプレートを選んでタイムラインにドラッグ&ドロップします。

すると、こんな風にテンプレートに含まれる動画、テキスト、BGMが展開されます。

任意の動画をプロジェクトに取り込み、[Option]キーを押しながら置き換えたい動画クリップの上にドラッグ&ドロップします。

これの手順を繰り返すだけで、お洒落なVlogが完成します。もちろんテキストの変更も可能なので、他の人と完全にかぶらないようにもっと変更するべきではありますが、初心者であれば動画を入れ替えるだけでも全然ありだと思います。

テンプレートは50種類もあり、YouTubeのオープニングやエンディングで使えるものも用意されています。


これがあるのと無いのとでは、動画の完成度も変わってくるので、上手に活用したいですね。
【画面分割】が超簡単にできる

動画の画面分割がかなり簡単にできるのがめちゃめちゃ便利。
Premiere Proをメインの動画編集ソフトとして使っているのですが、Premiere Proで画面分割をしようとすると、クロップのエフェクトを加えて範囲を変えたり、動画の位置調整が必要なのでとても面倒です。
でもFilmora11の画面分割は超簡単!

分割表示タブから任意の分割方法を選びタイムラインにドラッグ&ドロップします。

任意の動画クリップを表示したい部分にドラッグ&ドロップするだけで、動画がクロップされて分割表示が適用されます。

アニメーションもデフォルトで入っているため、ドラッグ&ドロップだけで、お洒落な分割表示動画が簡単にできます。
Premiere Proでアニメーションまでつけようとするとより複雑なため、これはめちゃめちゃ便利だと思いました。

ちなみにショート動画向けの画面分割も用意されているので、インスタやTikTokでも有効活用したい機能です♪
【モーショントラッキング】モザイク処理が超簡単

Filmora11ではVlog動画作成でほぼ必須のモザイク処理が簡単!
旅行のVlogなどで町中を撮影していると第三者の映り込みを防ぐのはほぼ不可能なので、モザイク処理で顔を隠してあげるのが大切です。
それを想定してからなのか、Filmora11には、モーショントラッキングを利用したモザイクの自動追従処理がめっちゃ簡単にできます。

モザイクをかけたい動画クリップをタイムラインにドラッグ&ドロップし、右クリックをして「プロパティを表示する」をクリックします。
そして、「ビデオ」タブの「ベーシック」タブにある「モーショントラッキング」をONにします。

モーショントラッキング用の白枠が表示されるのでサイズを調整し、トラッキングしたい被写体に合わせて、「追跡開始」をクリックします。

解析が完了すると、ドロップダウンリストが有効になるので、「モザイクを追加」を選択します。

タイムラインにモザイクのクリップが追加され、動画にモザイクがかかっていることがわかります。

モザイクの種類やサイズ、強さ、不透明度を好みのものに調整すれば完成。
ちなみに、一つの動画クリップに対して適応できるモザイクやオプションは一つだけ。でも裏技があって…

モーショントラッキングを追加した動画を複製して、それぞれの動画クリップにモザイクとタイトルを紐付けると・・・



こんな風に被写体をモザイクとタイトルが追従する動画が作成できます。
これを応用すれば、一つの動画内に複数のモザイクをかけることもできるので、複数の人物が映ってしまったVlog用の動画でも問題なく処理できます♪
【オートリフレーム】の追従が便利

動画のサイズ(アスペクト比)を変更できるオートリフレームが便利。
普通にサイズを変更するだけならiPhoneの編集機能でもできるので、そんなに便利な気はしませんが、Filmora11のオートリフレーム機能では、動画に映っている被写体を自動追従して、被写体がフレームアウトしないようにリフレームしてくれるんです!



こんな風にカメラに駆け寄る犬の動きに合わせて、切り抜く位置を自動で調整してくれます。
自動なので見切れる場合もありますが、あとから手動で調整することも可能。
制作する動画のアスペクト比に合わせて撮影しておくのがベストですが、動画編集をしていると、横長の動画を縦長に変換したい場合があるので、そういうときに便利です。
【AIポートレート】の切り抜きの速度が以上に早い

有料オプションのAIポートレート機能がとにかく凄い。
「エフェクト」タブから「セグメンテーション」を任意の動画クリップにドラッグ&ドロップするとAIが自動で判断して被写体が切り抜かれます。しかも、一瞬で!

エッジの微調整も可能で、猫の毛並みっぽい感じも出せます。
動画なので精度が悪いフレームもあったりしますが、グリーンバックでもない動画から、一瞬である程度の精度の切り抜いてくれるので、合成動画を作りたいときに重宝します。
Filmora11を実際に使ってみた感想
ここからFilmora11を使ってみた率直な感想を紹介します。
シンプルで使いやすい
Filmora11は、シンプルで使いやすいのが最大の魅力だと思います。
画面分割やモーショントラッキングなど、あると便利な機能を搭載しつつ、詳細すぎる設定は除かれている印象があります。
Premiere Proはスキルさえあれば、どんな映像でも表現できますが、設定項目が多すぎて覚えるのが大変だし、使いこなすのに時間がかかってしまうので、そこまで細かい設定が必要でないならFilmora11でも十分です。

プロパティに設定できる項目がひとまとまりになっているため、どこをイジればいいのかわかりやすくて便利です。
公式のチュートリアルが充実

チュートリアルが充実しているもFilmora11の魅了の一つ。
クリエイターアカデミーには、Filmora11を使って実現できるお洒落な映像の作成方法を紹介した動画が充実していて、編集方法だけじゃなく撮影方法も紹介してくれるので、撮影技術の向上に繋がります。
動画の長さも約5分程度とコンパクトにまとまっていて見やすいのもナイスです。
ストックメディアから直接素材をインポートできるのが便利

PixabayやUnsplashなどのストックメディアから素材を取り込める機能が非常に便利。
動画編集のハードルが高いのって、編集スキル自体だけじゃなく、編集に必要な素材を用意することも含まれるからだと思います。
無料で使える素材を探せばいいのですが、ストックメディアから個別にダウンロードしてプロジェクトに取り込むより、直接インポートできると、素材の検索も楽でかなり時短になるのでかなり重宝します。
Filmora11はこんなひとにおすすめ
Filmora11は、ある程度クオリティーの高い動画を、手っ取り早く作れるようになりたい動画編集初心者におすすめです。
モーショントラッキングや画面分割、テンプレートプリセットを利用すれば、誰でも簡単にかっこいい動画が作れるため、オリジナリティあふれる動画の制作が必要なクリエイターじゃない限り、YouTube、Twitter、TikTokなどの動画はこれでも十分だと思いました。
まとめ
ポイント
- Filmora11は、動画編集をやったことがない初心者でも簡単に使える動画編集ソフト
- 画面分割やモーショントラッキング、AIポートレートなど動画の質を上げる機能が簡単に使える
これまで複数の動画編集ソフトを使ったことがあるので、厳しい目線でレビューしようと思っていましたが、実際に使ってみると想像以上に使いやすく、Premiere Proで難儀してやっていたことが簡単にできてしまうので、すごく便利な動画編集ソフトだと思いました。
無料でほぼすべての機能が使えるので、チュートリアルを見ながら動画編集の自主学習をするのにも向いていると思います。
気になる人は公式サイトからダウンロードして使ってみてください。