スマホが普及してから、動画の需要が一気に高まり、時代はテレビからYouTubeへシフトしようとしています。
YouTubeやTik Tokなどの動画配信から多くのインフルエンサーが生まれ、ビジネスをチャンスを掴めることから、多くの人が参入している昨今。
YouTuberに興味はあるけれど、なかなかその一歩を踏み出せない人たちが抱えている悩みといえばこれじゃないでしょうか。

そう、「動画編集」という高いハードルです。
そんなあなたに紹介したいのが、FlexClipというWebブラウザで動く次世代の動画編集ソフト。
これは、僕が実際にFlexClipを使って作ったサンプル動画ですが、素材の選定から編集、書き出しまでで20分もかからずに作ったものです。
パッと作った割には、いい感じの動画に仕上がっていると思いませんか?
FlexClipを使えば、パズルを組み立てるような感覚で素材や機能を選ぶだけで、誰でもこのような動画を作成することが可能です。
そこで今回は、FlexClipの機能や使い方、料金プラン等などについて紹介していきます。
動画編集を初めて見たいけど、できるか不安で躊躇している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
FlexClipのココがすごい3つのポイント

FlexClipのホーム画面
FlexClipには様々な機能と特徴がありますが、僕が思うおすすめポイントを2つに絞って簡単に紹介します
動画、写真、音楽の素材が提供されいている:合計数100万以上

FlexClipの動画ギャラリー
動画を作るにあたって、編集作業はもちろん大変ですが、動画に使う素材(動画・写真・音楽)を用意するのも同じように大変です。
機材の購入やスキルが必要であり、自分で全て用意しようとすると、動画編集よりも大変かもしれません。
素材を提供しているサイトで購入することもできますが、そんなに安くはないため、初心者なら手を出しにくいでしょう。
でもFlexClipでは独自のメディアギャラリーを提供していて、動画、写真、音楽を全て利用することができます。その数なんと合計数百万個以上!

同じように動画テンプレートも豊富に提供されていて、
- ビジネス向け
- Vlog
- Facebook広告
- TikTok
など、対象のユーザや広告媒体にあった動画を簡単に作ることができます。

ちなみに、冒頭で紹介したコーヒーの動画も、全てビデオギャラリーの動画と音楽を利用して作っています。
Webブラウザで動く次世代の動画編集ソフト
動画編集ソフトと言えば、パソコンやタブレットなどにインストールして使うものがほとんどですが、FlexClipは、SafariやChromeなどのWebブラウザ上で動く動画編集ソフトです。
インストール不要なので、HDDをソフトで圧迫することがなく、保存容量が少ないノートパソコンを使っている人でも利用することが可能。
- Windows8 メモリ8GB
- Macbook Pro メモリ32GB
上記2つのパソコンで試してみましたが、操作感はほぼ変わらず、どちらのパソコンでもスムーズに操作できました。

わかりやすい動画編集機能

FlexClipの編集画面
FlexClipのおすすめポイント2つ目が、操作が簡単な動画編集画面です。

タイムラインで短い動画をつなげて1つの動画を仕上げる

FlexClipのタイムライン
FlexClipのタイムラインはこんな感じで、短い動画を1つずつつなげて長い動画を作ります。
テキストやエフェクトはワンタッチで追加可能

FlexClipのテキスト&エフェクトの追加方法
動画に対して、テキストやエフェクト、アニメーションを追加したい場合、左側にあるリストから、任意のものを選択します。
すると、右側のプレビュー画面に選択したエフェクトが即座に反映されます。

FlexClipのテキストの色やフォントの変更方法
プレビュー画面の上にあるメニューから、テキストの色やフォントなどが変更可能。動画の速度を変更してスローモーションにすることもできます。

FlexClipのイラスト&アイコンギャラリー
イラストやアイコンも豊富に用意されていて、SNS用の動画で必要になりそうなものは大抵揃っています。
アスペクト比や透かしの設定も可能

FlexClipのアスペクト比と透かしの設定
設定タブ(歯車のアイコン)を選ぶと、動画のアスペクト比を変更することも可能。
- 16:9:横長
- 1:1 :正方形
- 9:16:縦長
など、簡単に動画のアスペクト比を設定できるので、動画を配信するメディアに応じて、簡単に変更ができます。
また、有料プランを利用していれば、動画に透かしを入れることも可能です。
ワンクリックで全体のプレビュー再生が可能

FlexClipのプレビュー機能
編集画面の上部にある「プレビュー」ボタンを押せば、それまでに編集した動画全体のプレビューを見ることが可能。
長い動画を作っていないので検証できていませんが、1分以下の動画であれば、待ち時間は全然なくスムーズに編集内容のチェックができます。
「エクスポート」を押せば動画の書き出しができます。18秒の動画で、書き出し時間は約2分くらいでした。

FlexClipのデメリット
動作が快適で、操作性もよく、多くの素材を提供してくれるありがたい動画編集ソフトFlexClipですが、デメリットももちろんあります。
PC&インターネットが無いと使えない
FlexClipはWebブラウザ上で動く動画編集ソフトのため、インターネットに繋がっていないと利用できません。
また、スマホやタブレットには対応していないため、パソコンが必須。スマホで手軽に動画編集したい人には向かないソフトです。
複数の音楽や効果音使えない
FlexClipで挿入できる音楽は1種類のみで、複数の音楽をつなぎ合わせたり、重ねて使うことができません。
また、効果音機能もないので、効果音が多様されているエンタメ系のYouTube動画を作ることはできません。
動画を重ね合わせることができない
FlexClipでは、動画をつなぎ合わせることはできますが、動画の中に別の動画を重ねる機能がありません。
そのため、動画の角に顔だけをいれるピクチャーインピクチャーのような動画は作成できません。

FlexClipの料金プラン

FlexClipの料金プラン
FlexClipには、4種類のプランが用意されています。
無料プランでも、豊富なライブラリーから動画素材を利用することができますが、1つしか使えず、480pの動画しか出力できません。
僕のおすすめは、動画素材が5つ利用できて、10分の動画がフルHDで出力できる「プラスプラン」です。年間契約すれば、1ヶ月7.99ドルで利用できるのでコスパもよくて最強。
FlexClipはこんな人におすすめ
ここまででFlexClipに便利な点とデメリットを紹介しました。
実際に数本の動画を作ってみて僕が感じたのは、
- 手っ取り早くおしゃれな動画を作りたい
- 個人、または小規模ビジネスように動画を自分で作りたい
- 素材を用意するのは大変だから、膨大なライブラリーを利用したい
このような人にFlexClipはおすすすめだと思います。
FlexClipでは、高機能な動画編集ソフトのように、自由度が高く、オリジナリティのあふれる動画は作れません。
でも、シンプルでおしゃれ。かつ誰にも受け入れられやすいような動画をめちゃめちゃ簡単に作ることができます。
個人〜小規模でビジネスをやっていて、プロの動画編集者に依頼をするほど予算がなく、自社である程度受け入れられる動画を作りたい人なら重宝するソフトだと思います。
エフェクトやアニメーションがある程度限られるため、他の人と似たような動画になりがちですが、膨大なビデオライブラリーと音楽を使えば、同じような動画でも違いを演出できるのではないかと思います。
制限はありますが、無料で利用できるため、まずは試しに使ってみて、気に入ったら有料プランを使ってみてください。
これが動画編集への入口になり、もっとクオリティーの高い動画を作りたくなったら、Premiere Proのような高機能な動画編集ソフトにシフトしてみるといいと思います。
それでは、今回はこのへんで。